2011年は、世界のターニングポイント

2011年は日本においても世界においても、一つのターニングポイントとなるかも知れない。

 

日本では3月に起こった東日本大震災。

 

政府や東電などの災害対策の拙速さや、情報公開の遅さに、いらだちを覚えた人は多いだろう。

 

一方、世界では北アフリカのアラブ諸国で起こった政変。

 

信仰心の厚いはずのアラブ諸国で反政府デモが起こり、数十年にわたって国を支配してきた政権が続々と交代し始めた。

 

この背景には、ツイッターなど、携帯電話からでも同時に何万人に対してメッセージが送れるツールが普及し自分の思ったことをすぐに大勢の人々に伝えることができるようになったことがある。

 

国民は今や、政府や行政に怪しいところがあれば、誰でもすぐにそれを指摘することができるようになった。

 

アラブの場合はそれで、政府に対して不満を持っている人々が、勝手連的にデモに集まり始めたわけだし、中国でも同様の動きがあるという。

 

しかしもはや警察や軍隊は、それを抑えることができない。

 

なぜならこれらの動きというのは情報革命による世界全体の大変革であり、情報革命が受け入れられないのであれば繁栄はもはやないからだ。

 

というのも世界は今、パソコンとインターネットの普及によって、工業社会から情報社会に移行しつつある。

 

インターネットの接続環境を遮断するということは、莫大な富を失うことを意味し、貧しい社会になることを意味するからだ。

 

パソコンとインターネットの普及によって、世界は新たな民主主義の時代に突入した。

 

共産主義者の唱えるニセの民主主義革命でなく、本当の民主主義の革命が今始まった。

 

このサイトでは、新しい民主主義についてまとめてみることにする。

 

なお並行して情報革命のサイトも作成中なので、あわせてごらんください。

 


参考文献など