では知識とは、どんな性質を持つものなのか。
まず
知識は無形の非競合財(ひきょうごうざい)だという。
無形というのは、触ったりなでたりできないと言うことで、ある。
そして財(ざい)というのは英語ではgoodsという単語になるのだが、
「形のある物」とか「形のある商品」のことを意味する。
経済学では人々が売買したりやりとりするモノを、
「財」と「サービス」に分類して考えるが、
財とは在庫できるモノだと思えばよい。
一方、サービスというのは、散髪やクリーニングなどのように
在庫ができないモノのことを言う。
散髪したいなと思って散髪屋に出かけて髪を切ってもらう。
これは在庫できないので、財ではなくサービスと言うことになる。
サービスは在庫できないが、サービスを提供する者が待機している。
散髪屋さんや美容院では、理容師や美容師が待機していて、
お客さんが来て髪を切って初めて、サービスが提供されたことになる。
で、知識は文字情報や音声情報、動画情報として保管できるので財である。
非競合財(競合財でない)というのは、
複数の人間が、同時に使うことができ、減らないということだ。
たとえば算数は、1億人であろうと10億人であろうと利用できるし、減らない。
無料の情報であろうと、有料の情報であろうと、それは同じである。
また知識は大勢で使うと、新しい知識を生み出すと言うことも起こる。
ちょっとした知識が大きな価値を生み出すこともあるし、
膨大な知識が、何の役にも立たないこともある。
トフラーはこのことを、「
知識は線型でない」と表現している。
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知識の覚えておくべき特徴とは