モノが行き渡った経済で起こったこととは


モノが行き渡った経済で起こったこととは

少品種大量生産から、多品種少量生産へ

工業化が進み、物資の生産が増えると、人々は競ってモノを買うようになる。
モノを持っている人は幸せそうに見えるし、逆に持っていない人は不幸に感じる。

物資がないときには、きれいな服を着たくても着られなかったし、
食べたいモノがあっても食べることができなかった。
だから工業化による大量生産で物資が手にはいるようになったら、
みんな競ってそれを手に入れたわけだ。

こう言う時代には、とにかく商品をたくさん作って在庫しておけば売れるので、
なるだけ大量の資源を投入して、大きな工場でたくさん作る方法を考えればよかった。

産業革命・工業化のキーワードは、標準化・専門化・同時化・集中化・規模の極大化だが、
規模の極大化というのは、モノをドンドン作っても売れた時代に大いに有効だったのだ。

ところが買いが一巡して、欲しい人が欲しいモノをすでに買ってしまった状態では、
大量生産されたもの「コモディティ」、いわゆる「ありふれたもの」になってしまい、
価値があるものとは見なされなくなって、売れなくなってしまった。

そして売れるのはコモディティではなく、顧客の収入やニーズにあった商品や
適度にカスタマイズされた「マス・カスタマイズド製品」と言う時代になった。

小さな車が欲しい、燃費のよい車が欲しい、とにかく安全な車が欲しい、
スポーツカーが欲しい、キャンプなどにも使える車が欲しい… 
顧客のニーズは様々だし、同じ車種の自動車でも、車体の色やシートのタイプ、内装など、
様々なバリエーションから選択されるようになった。

そうして製造業は総じて「少品種・大量生産」から
「多品種・少量生産」へと舵を切らざるを得なくなり、
それと同時に「同時性」を最重要視しなければならなくなったわけである。

NEXT:情報社会の富を損なっている者とは
モノが行き渡った経済で起こったこととは
≪同時性とリ・エンジニアリング

モノが行き渡った経済で起こったこととは


★農業革命から産業革命へ

富とはお金ではない。富の定義とは
人類が国を作り、戦争を始めたわけとは
農耕社会とは農業が富の源泉の社会
大航海時代の幕が開き時代が動き出した
ジャガイモとカブで農業革命が始まった
土地の囲い込みと賃金労働者の誕生

★産業社会から脱産業社会へ

産業社会では庶民でも貴族並みの生活
産業社会のキーワード標準化・専門化
産業社会は、全てを時間とお金で考える
時間厳守は、産業革命以降の習わし
モノが行き渡った経済で起こったこととは
同時化できない産業・組織が足を引っぱる

★情報社会のオキテ

情報社会に至る道のり
時間と距離がゼロになる時代
スタートレックのような世界が実現
情報の非対称では稼げない時代
働き方も家族の時間もバラバラな時代
アドホックな世界の到来

★一瞬で経済が破綻する時代

加速化・不規則化・連続化する世界
アジア金融危機・不況はいつも隣にある
逆資産効果とデフォルト
ソブリン債リスクとユーロ危機
失われた10年と信用創造
恐怖の信用収縮とデフレ
国債は、円建てだから大丈夫?
日本の借金が問題になるわけ

★情報社会の産業立地条件とは

事業税を先にゼロにした国の勝ち
情報社会の産業立地とは
情報産業が、季候の良いところに集まるワケ

★情報の価値

知識は線型でない、無形の非競合財
知識の覚えておくべき特徴とは
知識そのものの価値は、ゼロか100
知識は秘密だから売れる
知識、お前はすでに死んでいる

★日本の危機は情報社会への無知

公共投資が役に立たなくなったわけ
乗数効果、1万円使えば5万円に増える?
消えた300兆円はどこへ行った?
波及効果がないと公共投資はムダ
波及効果がある公共投資はもうない
事業税ゼロ・消費税アップが日本を救う
東日本大震災が見せてくれた日本の危機
放射能は対処を知っておれば怖くないが
原発事故で見えた日本の本当の危機とは
最重要インフラがこんな体たらくとは
インターネットは子供の遊びではない

★プロシューマとタダ飯が拓く明日

世界のあり方を変えるプロシューマとは
タダ飯が世界を変えるって何?
50兆ドルの経済を支えているモノとは
病院に行くと殺される?
日本の医者不足が起こったわけ
医療はきわめて地方の問題
加速する医者離れ・病院離れ
年金は、現物支給に切り替えろ
若きプログラマが無給で創った世界
労働なきところに富が生まれる時代

★リンク

拙サイト紹介リンク ご贔屓に


ページ先頭 ページの先頭へ
トップに戻る トップに戻る
友達に教える 友達に教える
(C)日本再興!情報社会を勝ち抜け!トフラーを読む