第三次産業は、有用なノウハウと高度な知識を用いて、お金を稼ぐ産業である。
だからいかに他より優れたノウハウを編み出すか、
そしてより効率的に利益を生み出すかが重要になる。
そのために様々なアイデアが生み出され、
より良いモノは、古くて効率の悪くて高価なモノに代わってきた。
メシの種は、自らが持つ有用なノウハウや高度な知識であるから、
これを秘密にして外部に漏らすことはタブーである。
だからいかに有用な知識であっても、外部には漏らさないようにされていた。
だから既存の企業は自分たちが編み出した知識を守ることにお金をかけていた。
巨額の資金を投じて開発したモノが、タダで他のモノに使われて稼がれたら、
たまったもんじゃないからね。
しかしそれでは新しく発明するインセンティブが生まれないので、
著作権料や特許料などを支払うという契約の元で、それを使えるようにした。
作ったモノに対して法律によって著作権や特許(パテント)を認め、
使用料を払うことで商売に利用できるよう図り、知識の創造を促したのだ。
ところがパソコンとインターネットが普及するに連れて、
全く別のところから彼らを脅かす存在が現れ始めた。
それがトフラーの言う「
プロシューマ」(prosumer:生産消費者)という存在だ。
プロシューマとは、自分の欲求を満たすために、自分でモノを作る人のことである。
簡単に言うと「自分で作っちゃう人」とか「自分でやっちゃう人」ってことで、
日曜大工で机や本棚を作ったり、
自分で着るセーターやドレスを作ってしまう人って事だ。
こういう人というのは昔からいるわけだが、
情報社会では彼らの存在が、世界に大変革をもたらしつつあるのである。
というのも情報社会では、情報はデジタル化すると、
ほとんどタダであっと言う間に世界中にばらまけるからね。
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タダ飯が世界を変えるって何?