
トフラーのテキストによると、
先進国の医療制度や年金制度は、
どこもすでに破綻しているのだという。
日本やアメリカ、ドイツなどの一流企業でも、
年金の積立金不足がドンドン増えていて、
予定していた額の年金の支払いが、
何割か大きく減ると言うことはもはや確実だ。
もちろん物事というのは、
そんなに直線的に進むものでもないが、
現在の医療制度や年金制度は、高齢化社会を前提としていない設計で、
もっとドンドンみんなが早く死んでくれないと成り立たない。
今の医療保険や年金制度は、ドンドン子供が生まれて、ドンドン死んでいくような、
いわば途上国の多産多死型の社会でしか、成り立たない制度なのである。
こういう仕組みの制度は、政治家や公務員の
「お金がないならどこかから持ってくればいい」的な、
公務員が自分たちにお金を配るために作った制度であって、
超高齢化社会では、しょせん「絵に描いた餅」なのである。
年金や医療保険は、金銭支給ではなく、現物支給に切り替えないと、
十年もしないウチにパンクするだろうし、恐らくそう言う方向しか解決策はない。
そして人々のプロシューマ活動(生産消費活動)を促進して、
最大限、それを利用する形に変更しないと、成り立たない。
にもかかわらず、そう言う方向になかなか進まないのは、
年金制度が公務員にお金を配るための制度だからだろう。
国民に最低限の医療と、最低限の老後の生活を保障するのが目的なら、
別に現金を配ることにこだわらなくても良いはずだしね。