
情報社会は、無給・無報酬のプロシューマ活動が
新しい世界を切り開く世界だ。
誰に言われたのでもなく、誰に命令されたのでもなく、
自分のやりたいことを実現させようと始めたことが、
周囲のモノをどんどん引き寄せて、
大きな価値や富をドンドン作り出す。
フィンランドの大学生が作ったリナックスは、
自分が使うために作り始めたモノであり、
それを無料で公開することによって、
多くの賛同者を集め、ドンドン高機能になっていった。
そしてIBMなどの大企業も開発に参加するようになり、
企業が使うサーバーコンピューターのOSはもちろん、
スーパーコンピュータ用のOSとしても、携帯電話のOSとしても利用できる水準に達した。
同じ時期には、似たようなプロジェクトがたくさんあったが、
1から作って他の企業との特許争いが生じなかったおかげで、
いまでは先進国も途上国も利用料無料のリナックスでコストを抑え、
パソコンとインターネットの爆発的普及に寄与している。
同様のことが、様々なツールの開発で起こっていて、
データベース・ソフトやWEBサーバ、プログラミング言語開発、
ブログ・ソーシャルネット用プログラム、ネットショップ・プログラムなども、
無料で充分使えるモノがたくさんある。
コンピューターやプログラムに関して多少の知識があり、
マシンや通信回線などのハードウエアさえ揃えれば、
あとは無料でコンピュータ・サービスが使える時代になっているのだ。