失われた10年と信用創造


失われた10年と信用創造

信用創造とは、企業を信用して貸し出すこと

信用創造とは、限りある資金をみんなで使う仕組みだ。

どういう仕組みかというと、100万円をまずA社に貸し出すが、
そのお金を当座預金口座に入れ、銀行小切手などで支払いをしてもらう。

そうすると100万円の現金は銀行にそのまま残るので、
今度はB社にその100万円を貸して、同じように当座口座で管理してもらう。
こういう事を何度か繰り返すと、
元は100万ちょっとしかなかった現金が5倍にも10倍にもなって、
たくさんの企業の営業資金として働くって事になるわけだ。

もちろん当座預金口座を利用せずにA社に100万円貸し出して、
その100万円をA社が取引先や従業員に支払っても、
そのお金はたいてい銀行に預金されることになるので、
その預金をもとにして、また貸し出しが起こり、信用創造が発生する。

ただ現金をなるべく手元に置いておきたい銀行は、
融資先の取引口座や従業員の口座を自分の銀行で開いてもらおうとする。
その方が、自分のところでたくさん貸し出すことができるからね。

こんなことができるのは「貸したお金は、返してもらえる」という
融資先に対する「信用」があるからだ

銀行は、多少の焦げ付きが発生したとしても、
貸した金がほとんど返ってくるという前提で、ドンドンお金を貸すわけだ。

ところが90年代前半にバブルが崩壊して、会社がバタバタ倒産した。
企業が倒産したら、その企業に金を貸していた融資が焦げ付く。
つまり貸した金が返ってこないということが「確定」する。

そうすると銀行が持っている自己資本が減るので、貸し出しできる金が減る。
銀行というのは国際決済銀行(BIS)の定めたBIS規制(バーゼル合意)によって、
国内専業銀行は自己資本比率が4%以上、
国際業務銀行は8%以上を維持するように貸し出せる上限が決まっているので、
融資が焦げ付いて自己資本が減ると、新たな融資ができなくなってしまうわけだ。

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失われた10年と信用創造
≪「失われた10年」とは

失われた10年と信用創造


★農業革命から産業革命へ

富とはお金ではない。富の定義とは
人類が国を作り、戦争を始めたわけとは
農耕社会とは農業が富の源泉の社会
大航海時代の幕が開き時代が動き出した
ジャガイモとカブで農業革命が始まった
土地の囲い込みと賃金労働者の誕生

★産業社会から脱産業社会へ

産業社会では庶民でも貴族並みの生活
産業社会のキーワード標準化・専門化
産業社会は、全てを時間とお金で考える
時間厳守は、産業革命以降の習わし
モノが行き渡った経済で起こったこととは
同時化できない産業・組織が足を引っぱる

★情報社会のオキテ

情報社会に至る道のり
時間と距離がゼロになる時代
スタートレックのような世界が実現
情報の非対称では稼げない時代
働き方も家族の時間もバラバラな時代
アドホックな世界の到来

★一瞬で経済が破綻する時代

加速化・不規則化・連続化する世界
アジア金融危機・不況はいつも隣にある
逆資産効果とデフォルト
ソブリン債リスクとユーロ危機
失われた10年と信用創造
恐怖の信用収縮とデフレ
国債は、円建てだから大丈夫?
日本の借金が問題になるわけ

★情報社会の産業立地条件とは

事業税を先にゼロにした国の勝ち
情報社会の産業立地とは
情報産業が、季候の良いところに集まるワケ

★情報の価値

知識は線型でない、無形の非競合財
知識の覚えておくべき特徴とは
知識そのものの価値は、ゼロか100
知識は秘密だから売れる
知識、お前はすでに死んでいる

★日本の危機は情報社会への無知

公共投資が役に立たなくなったわけ
乗数効果、1万円使えば5万円に増える?
消えた300兆円はどこへ行った?
波及効果がないと公共投資はムダ
波及効果がある公共投資はもうない
事業税ゼロ・消費税アップが日本を救う
東日本大震災が見せてくれた日本の危機
放射能は対処を知っておれば怖くないが
原発事故で見えた日本の本当の危機とは
最重要インフラがこんな体たらくとは
インターネットは子供の遊びではない

★プロシューマとタダ飯が拓く明日

世界のあり方を変えるプロシューマとは
タダ飯が世界を変えるって何?
50兆ドルの経済を支えているモノとは
病院に行くと殺される?
日本の医者不足が起こったわけ
医療はきわめて地方の問題
加速する医者離れ・病院離れ
年金は、現物支給に切り替えろ
若きプログラマが無給で創った世界
労働なきところに富が生まれる時代

★リンク

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