
90年代の日本はバブル崩壊の後遺症で不況が続いた。
バブル崩壊後の十年を
「(日本の)
失われた10年」と呼ぶが、
90年代末はアジア通貨危機が発生した上に、
橋本政権下で消費税が2%も上昇したこともあって、
本当にみんな節約・節約であった。
私も4年ほどスーパーで品出しをしていていたのだが、
この頃は日曜でも店内が閑散としていて、
商品の補充するまでもないという状態だった。
最近、草食男子なんて言って、欲のない男性が増えたと言うが、
彼らはこのバブル崩壊後の長期不況下で育った人々だから、
バブル時代に育った楽観世代とは全く違っていて当然だろう。
しかしなぜこんなに不況が長期化したのか。
それは
信用収縮が起こったからだ。
信用収縮というのは簡単に言うと、
企業に貸す金がなくなることだ。
銀行や信用金庫など、金融機関というのは
企業にお金を貸し出して、利息をもらう商売である。
だから可能な限りお金を貸し出して、
儲けを大きくしようとするワケなのだが上限がある。
銀行などの金融機関というのは、学校で習ったと思うが、
「
信用創造」というのを行っていて、
たとえば100万円ちょっとの預金があったら、
100万円を5つの企業に貸し出したりできるのだが、
それがバブル崩壊で、できなくなってしまったわけだ。