
情報社会の特徴は、待ち時間と距離が
限りなくゼロに近づいたことである。
もちろん、待ち時間も距離も完全なゼロにはならないが、
パソコンや携帯電話などの情報端末が
インターネットにつながってさえいれば、
世界中のどこにいても連絡を取ることができる。
また情報端末にビデオカメラとマイクがついておれば、
世界中のどこの様子でも伝えることができるし
発信者がいれば世界中で見ることができるのだ。
こんな事は今まで、アメリカやソ連などの軍事超大国でしかできなかった。
彼らは世界中の上空に偵察衛星網を築き、地球上のどの様子でも見えるようにした。
しかしそれが今や、先進国や中進国では普通の一般市民でも
ごくわずかな費用でも、可能になってきたというわけだ。
こういう時代になると、時間と距離に対する価値観が、まるで変わってくる。
つまり
「待たないのが当り前」であるし「代わりは世界中から探せる」のだ。
商品やサービスに関する情報も、インターネットで検索すれば、
かなりの情報を手に入れることができるし、他店での価格も分かる。
売り手側の持つ情報と、買い手側の持つ情報に差があることを
経済学では「
情報の非対称」と呼ぶが、
情報の非対称も非常に小さくなるので、
情報を全部出した上で、別の部分で勝負する必要も生じてくる。
何しろネット上で売っているような汎用品であれば、
いくらでも価格比較することができるし、価格比較専門サイトだって山ほどあるわけだから。