富の生産主体が、工業からサービス業などの第三次産業に移ると、
定時に従業員が全員、決まった場所に集合し、
定時まで働いて帰宅するというスタイルが一般的ではなくなった。
サービス業では営業時間帯が工場とは違ったり、長いのが普通であるので、
シフト表に従って、朝早くから出てきて働くモノもあり、
夕方から出てきて深夜まで働くモノもあり、曜日によって働く時間が変わったり
従業員同士、全く顔を合わさない様なことも起こるようになった。
企業も、出社時間を選択できるフレックスタイム制を採用したり、
パソコンとインターネットの普及によって、
出社せずに在宅で勤務するという事も可能になった。
だから家電工場や自動車工場のように、
製造ラインに多数の工員を配置するような工場以外では、
就業時間はドンドン流動的になって、人々の働く時間帯も流動的になった。
そしてこういう人々を相手にするサービス業の営業時間帯も、流動的になった。
24時間営業はコンビニの専売特許だったが、
スーパーやフィットネスクラブにも24時間営業店が登場し、
逆に夜中の数時間だけ営業して閉めるような店も現れだした。
こういう社会では、働き方も家族の時間もバラバラになり、
農耕社会の価値観も工業社会の価値観も通用しない時代になったわけだ。
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